2023.08.22 / 注文住宅
コラム
【インテリアプランナーが教える】すてき・おしゃれなキッチンの作り方。-タイル編-
こんにちは。ボウコリーズです。
今回はおしゃれなキッチンの作り方。-タイル編-
実は難しい、タイル選びのポイントをインテリアプランナーが実際の施工例とともにご紹介していきます♪
タイルの種類どれを選べばいい?!
おしゃれなキッチンでよく見かける壁タイル。デザインだけではなく機能的にも優れています。
耐火性や耐水性が高いため熱や油はねや水はねに強いことが特徴です。
昔から日本の住宅の水廻り(お風呂・キッチン・トイレ etc)によく使用されているタイルですが、近年、デザインと機能性を併せ持つことから再注目されています。
タイルは原料の違いから、下記の3つに分類されます。
磁器質:原料/石英や長石など
【硬さ◎・耐久性◎・吸水性△】
石器質:原料/粘土や長石など
【硬さ〇・耐久性〇・吸水性〇】
陶器質:原料/陶土や長石など
【硬さ△・耐久性△・吸水性◎】
内装の壁や床、水回り、外壁や外部の床など場所や用途に応じて選ぶ必要があるので、タイル選びには注意が必要です。今回はキッチンタイル編ですので、硬さや耐久性に優れ吸水性の低い“磁器質タイル”がおすすめです。
お手入れしやすいタイルを選びましょう
汚れやすい部分にはお手入れのしやすいタイルを選びましょう。
キッチンのコンロやシンク周りなどは特に油はねや水はねが多いため、汚れを落としやすいタイル選びが重要です。すてき・おしゃれなキッチンタイルでも汚れがつきやすくては少し残念です。
キッチンタイルは釉薬が施された磁器質のタイルやガラス製のタイルがおすすめです♪
どちらのタイルも、耐久性が高いため長く使えること、また表面がツルツルとしており油よごれや水よごれに強くお掃除が簡単です。
色やデザインも豊富なタイルであるため、きっとお気に入りのタイルが見つかることでしょう♪
それでは早速、キッチンタイルの事例をご紹介していきます♪
白×白タイルで魅せるナチュラルキッチン
空間をすっきりとした印象にしたいときは、壁や天井と合わせた同色系もおすすめです。壁紙などとは質感が異なるため同色系でもアクセントとなり素敵です。角が不揃いのタイルを採用し柔らかさを演出しています。天然木のキッチン扉とも相性が良いナチュラルなキッチン空間となっています。油はねや水はねを考慮し目地は汚れが目立ちにくいグレー系を採用しています。
グレージュタイル×ホワイトインテリアの上品キッチン
キッチンは無垢材の扉を塗りつぶし塗装で仕上げています。そのキッチンに合わせたのは45㎝角のグレージュ色のタイル。大人の雰囲気が漂う上質なインテリアキッチンとなりました。キッチン空間は5色の白を基調として設計されており、ポイントに真鍮やステンレスインテリアを採用しています。タイルはメインではなく空間に馴染むように色をセレクトしてみました。
憧れのキッチンタイル!!失敗しがちなケース!!
タイルを写真と実物で見るのとでは大きな差がある素材と言われています。風合いや色合い。触った感じが実際のイメージと違う!!なんていうケースもあるかもしれません。
タイル選びはカタログや写真で選ぶことが多いのですが、最終的には実物のサンプルの取り寄せや、メーカーさんのショウルームで、見て触れることが重要です。
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