2023.08.22 / 注文住宅
コラム
【リノベーション検討中の方必見】部屋の寒さが解消したってホント?!
住宅リノベーションで部屋の寒さが解消したって本当?!
「実はこれ、本当です!!」
リノベーションで“適切な寒暖対策”を実施することで、夏涼しく冬にあたたかい、現代の高性能な新築と遜色ない快適なお家に生まれ変わります。
リノベーションを計画するにあたり、お客様の悩みや不安のポイントとして上位に挙げられるのがこの“寒暖差問題”です。
今回の記事では、リノベーションで今後の暮らしを快適に過ごすための寒暖差問題解消法をお話していきます。
INDEX
1 , リノベーションでは寒暖差問題は解消しない?!
2 , 断熱リノベーションのメリット
3 , 断熱リノベーションの種類
4 , 補助金を利用しよう♪
5 , 断熱リノベーションを実施したお宅の施工事例
今回はリノベーションと一緒に考える“断熱問題解消法”をリノベーションプランナーが施工事例とともに解説していきます。少しでも快適で暮らしやすいお家づくりの参考になれば嬉しいです♪
1 , リノベーションでは寒暖差問題は解消しない?!
「今のお家は寒くて暑いというお悩みはありませんか?」
リノベーション計画中によく質問する内容のひとつです。リノベーションでは築25年から築35年の住宅にお住まいの方が多く、ほとんどのお客さまが「冬に寒くて、夏は暑いです」と回答されるケースが多い印象です。
リノベーションの時に一緒に解消しましょうとお伝えすると「解消できるんですか?!」と驚かれる方もたくさんいらっしゃいます。
結論から申し上げるとリノベーションで寒暖差問題は解消します。
この後のテーマから解消できる理由が明らかになってきますので、ぜひ引き続きご覧ください♪
2 , 断熱リノベーションのメリット
断熱工事を実施することによって寒暖差は解消します。断熱リノベーションのメリットは以下の項目が挙げられます。
■光熱費を削減できる
夏の冷房費や冬の暖房費は家計の大きな負担になります。断熱リノベーションをすることで、光熱費の削減も期待できます。
築年数の経ったお家では壁の間の断熱材がずり落ちてしまう現象や、最悪の場合入っていないというケースも珍しくありません。適切な断熱をすることで外気温の影響を受けにくいお家となります。そうすることで冷暖房費を削減することができます。
■冬にあたたかく、夏に涼しいお家になる
適切な断熱とは名前の通り熱を遮断するということです。寒い冬は外部の冷気からお家を守り、夏の暑い日は暖気からお家を守ります。そして冷暖房機器や窓からの日差しで室温をコントロールすることで、冬にあたたかく、夏に涼しいお家になります。
■結露を解消
ちょっとだけ嫌な冬の風物詩といえば“結露”です。多くの方がこの時期に窓ガラスにつく水滴の処理に手を焼かれていることと思います。結露は暖かい水蒸気をいっぱい含んだ空気が冷やされることで起こります。乾いたグラスに冷えたビールを注いだ瞬間に水滴が付着するのも同じ現象です。一般的に温度が低いと結露しやすくなります。
断熱リノベーションをすることで、外の冷気が伝わりにくくなれば結露を抑制することができます。
■健康に暮らす
寒い家は病気になりやすいとも言われています。断熱リノベーションはこのような健康リスクにも高い健康的な効果を発揮します。
ご存じの方も多いかもしれない“ヒートショック現象”。例えば暖かい部屋から寒い廊下を通って熱い浴槽につかる。この短時間で血圧が何度も大きく上下し、心臓に負担が掛かります。急激な温度の変化で体がダメージを受けることで起こる、非常に危険な現象です。最近では、断熱性と健康の関係について研究が進んでおり、断熱性の高い家に住む人は、年間を通して血圧が安定していることが明らかになっています。
3 , 断熱リノベーションの種類
さてここからは断熱リノベーションの種類について解説していきます。
■窓を見直す
一般的に断熱リノベーションの際一番の得策として挙がるのは“窓”の断熱性能UP”です。その種類はいくつもあります。
①内窓の設置
既存の窓の内側(室内側)にもうひとつ窓を取り付ける方法です断熱効果の他に、防音対策としても利用されています。
②現在の窓ガラスを交換
従来のお家の窓は3㎜~5㎜のガラスが採用されていることが多く、単板仕様となっています。単板とは一枚を指します。現代でのお家づくりではペアガラスやトリプルガラスが一般的です。断熱工事でこの単板ガラスを取り換えることができます。またガラスにも遮熱型・真空型などいくつか種類があり効果が異なります。
③カバー工法
カバー工法は古い窓を解体せずに、その内回りに新しい窓を設置する工法です。現在の窓が一回り小さくなるようなイメージです。外壁を傷めずに窓を変えることができるため通常の窓の取り換えに比べて工事が簡単です。
④窓を新規で取り付ける
たくさんのお客様とリノベーション計画をしていると、窓を取り換えることや新しい場所に窓を設置することができないと思われている方の割合が、非常に多いことに気づきました。窓は取り換えることも最適な場所へ窓を新設することができます。リノベーションで高性能窓を採用し、注文住宅と同様のリノベーションに成功された方も少なくありません。
窓リノベーションは箇所によって内容を変えることや、組み合わせたりすることができます。性能や費用も違いがでてくるため、ご家族にとってどの内容が適切なのかを十分に比較検討をおこない進めてください。
⑤断熱材を見直す
築年数の経ったお家では壁の間の断熱材がずり落ちてしまう現象や、最悪の場合入っていないというケースも珍しくありません。
リノベーションの時に断熱材も一緒に見直すというケースが増えています。
表面的な解決ではなく、根本的な解決を目指した断熱リノベーションを行っていきましょう。窓の性能と同時に断熱性能を見直すことで、今後起こりえる問題を事前に解決しながらこれからの暮らしを快適に過ごすことができます。
下記の写真はリノベーションの中で実施された断熱工事の様子です。
断熱材の見直しは壁や床の中での工事なので、最終的に表面に現れることがありません。目に見えない場所に予算を使うという点で躊躇される方も多いです。しかし実施された方は皆、その効果を体感し満足度の高い工事内容となっています。
4 , 補助金を利用しよう♪
断熱リノベーションのデメリットとして、見えないところへの“費用投資”や工事個所の拡大などが挙げられます。最終的には隠れてしまうところが多いわけですから躊躇されるのも納得です。
断熱リノベーションは、さまざまな補助金や優遇制度の対象になっています。
賢く使って、お得にリノベーションをしましょう。
■長期優良住宅化リフォーム推進事業
補助額:最大250万円(2022年)
■先進的窓リノベ事業
補助額:最大200万
■こどもエコ住まい支援事業
補助額:最大60万円
どの補助金を利用できるのかは工事内容や時期によって変わってきますので、建築会社様へご確認ください。
また最新の補助金については別の記事で紹介いたします。
5 , 断熱リノベーションを実施したお宅の施工事例
Vol,1 築40年の一戸建て住宅を長期優良住宅化!?
高性能の樹脂窓と断熱材を一新し、国の定める長期優良住宅化に成功
→リノベーション施工事例
https://bowcorys.jp/works/p14457/
Vol,2 1Fだけのポイント断熱リノベーション♪
1F居住空間のポイント断熱工事を実施し、夏涼しく冬にあたたかいい住空間を確保♪
エアコンを使う頻度が極端に減った!!とお喜びいただけました。
→リノベーション施工事例
https://bowcorys.jp/works/p13374/
Vol , 3 平屋断熱リノベーション
マンションから一戸建てへの移住のためリノベーションを実施しました。お客様の不安はマンションに比べて一戸建ては寒いというイメージ。断熱工事によってその問題は無事に解決♪
→リノベーション施工事例
https://bowcorys.jp/works/p14551/
まとめ
リノベーションのイメージを聞いてみると、リフォームのお洒落バージョンと理解されている方が多いようです。しかしリノベーションの醍醐味は既存のお家を新築時の目論みとは違う次元に改修することにあります。おしゃれなインテリアももちろん大事ですが、機能や性能の向上はそれ以上に大事だと考えています。
断熱リノベーションは間取りのレイアウトも大きく影響してきますし、専門的な知識も必要です。
断熱改修を含むリノベーションは実績・経験豊富なボウコリーズへご相談ください♪
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