2023.08.22 / 注文住宅
コラム
流行ではなく「良いもの」をもとめて。
ファッションのトレンドのように住宅にもその時流に沿ったトレンドがあります。
ボウコリーズの家づくりではトレンドよりも「良いもの」をもとめて、使いやすさ・居心地の良さを優先しています。
▼目次
・長く住む。からの逆算
・自然と家づくりの共通点
・良いものとは何か
長く住む。からの逆算
20代・30代・40代…年齢や性別によってファッションのトレンドは異なります。住宅とは違い年齢などに応じて買い替えることが多いのではないのでしょうか。住宅は中々買い替えるという発想にはなりません。20代で建てたお家は20年住むと40代のお家となり、そこに暮らす家族の年齢は移り変わり性別も異なるケースが多いと予想できます。
「お家は3回建てないと理想の家にはならない」
とよく言われます。実際にお聞きしたこともあるほどです。安易にトレンドに流されるのではなく、長く住むという観点からの逆算が重要となります。ボウコリーズの家づくりではシンプルでユニバーサルなデザインにその解決策があると思っています。
自然と家づくりの共通点
海や山などの自然にはトレンドがありません。
お家づくりにおいても時代のトレンドに左右されない自然のアイテムがたくさん存在します。
家に使うべき自然素材①【木】
無垢の木の床や壁を使ったお家に入るとまるで自然の中にいるかのようなやさしい木の香りがしてきます。木から発散される物質は殺菌作用と気分をリフレッシュさせる効果があります。
本物の質感はもちろんのこと、その手ざわりや足ざわりはやさしくデザイン以外にも大きな役目を果たします。大きな傷がついてもメンテナンス可能な無垢の床材は精神的にも良い影響を与えますよね。
家に使うべき自然素材②【漆喰・紙】
漆喰や紙の壁は日本の風土に適した是非取り入れてみたいアイテムです。多孔質な構造をしている漆喰や紙は吸・放湿性に優れた特性を持ちます。空気の湿度を調整し結露や多湿を防止し居心地の良い空間をつくります。
家に使うべき自然素材③【石・タイル】
石やタイルは玄関の土間やお庭づくりにとても人気のある素材です。大きな特徴は耐久性と自然のデザインにあります。
キッチンなどの汚れが気になる場所に採用されるのはその耐久性の高さによるものです。
また、湿気や臭気の吸着に効果がある珊瑚石などもとても人気が高い素材です。
時代に左右されない不変なデザインの答えは自然にあるのかもしれません。
良いものとは何か
「良いもの」とは何を言うのでしょうか。
ボウコリーズのお家づくりで考える良いものとは、流行とは無縁の素材とそれを取り扱う“手仕事”だと考えています。
効率や手間を考えると、自然素材で作る家は時代に逆らっているのかもしれません。しかし手仕事で作られた家は温かみとやさしい印象の空間をつくります。
長く住まうという視点から考えると、暮らし始めてすぐ劣化に向かう家ではなく時を経るごとに愛着の沸く住まいこそ「良いもの(お家)」と言えるのではないのでしょうか。
時間が経つほどに味わいの増す経年美化していく素材と手仕事がそれをつくります。
流行ではなく「良いもの」をもとめて。今日もまた、こつこつ とんとん家づくり。
シンプルであることは、複雑であることより難しい場合があると言われます。
お家づくりにおける“シンプルデザイン”とはどんなものでしょうか。ボウコリーズの手掛けるシンプルデザイン住宅は素材と作り手の“共創”によって生まれます。
#Recommend Tag
Ranking
NEXT
Categories