2023.08.22 / 注文住宅
コラム
ひっそりと目立たないお家の陰の立役者
住宅において居心地の良さは見た目の良さやレイアウトだけではありません。
お家が完成した時には見えなくなってしまうひっそりと目立たないお家の蔭の立役者の紹介です。
▼目次
■屋根と床にぎっしり
■柱の間でひっそり
屋根と床にぎっしり
お家の完成時やはり目に留まるのは内装デザインの美しさやレイアウトです。
内装デザインはドラマの主役のようなものです。良いドラマは裏で主役を支える脇役の存在が大きいと言われます。
お家づくりにおいても、主役であるインテリアを引き立てるべく蔭の立役者が存在します。
現在リノベーション工事中のオーナー様宅ではお家の性能を引き上げる蔭の立役者、断熱工事が行われています。
「あれ?今年の冬はお家の中が温かい!」
こうしたご感想を多く頂戴するボウコリーズのリノベーションでは内装デザインの美しさやレイアウトと同等に断熱工事を推奨しています。
リノベーションでは難しいとされる充填断熱工法を今回、天井と床に施工しています。
屋根と床にぎっしりと吹き込まれた断熱材が冬温かく、夏は涼しい快適な住環境の一役を担ってくれることでしょう。
柱の間でひっそり
お家の中で最も面積が大きくインテリアを左右する壁。
その壁(外壁面)の裏側にもひっそりと目立たずにお家の性能を支える断熱材が存在します。
お家づくりでは通常外皮面(熱的境界 に接している面)に断熱が施されています。
新築時から何十年も建つと断熱材がずり落ちたり、最悪の場合新築時から入っていなかったというケースも見られます。
大々的なリノベーションでお家の快適性向上を目指す場合、この断熱の見直しはとても重要な要素です。
しかし目に見えるデザインに予算配分が偏る傾向が多く見落とされがちな工事内容なのです。
予算配分の見直しや補助金等を上手に活用しながら是非行ってほしい工事です。
人の手仕事で作られるお家づくりは何か特別な“温かさ”が宿ります。
効率を重視せず手間をかけて作る家は時代に逆らっているのかもしれません。しかし手仕事で作られた家は温かみとやさしい印象の空間をつくります。
「良いもの」をもとめて。今日もまた、こつこつ トントン 家づくり。
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