2023.08.22 / 注文住宅
コラム
柔らかな空間を演出する椅子
お家づくりにおける楽しみな要素..家具選び。
空間に“やわらかさ”をコンセプトにやさしい家づくりを手掛けるボウコリーズならではの家具選びについてのお話です。
▼index
・自然素材には本物のもつ魅力がある
・椅子の価格
・好きな椅子はありますか?
自然素材には本物のもつ魅力がある
家具は使っていれば傷や汚れは当然のこと。陽にあたって陽焼けして色がくすんできます。無垢の木の家具はそんな経年とともに刻まれる暮らしの痕跡が風合いになります。
無垢の木の家具は、汚さないように..傷つけないように気を付けて窮屈に使うという暮らし方は似合いません。
無垢の木の家具は自分の手でメンテナンスできる容易さとそれを行う喜びがあります。
例えば気になるような大きな傷がついてしまっても、自分の手でサンドペーパーをかければ新しい木目がでてきて傷はなくなります。さらにオイルを塗れば輝きも増していきます。
それができるのは無垢の木を使った場合に限ります。
愛着を持って使い続けることは数年で買い替える家具に比べて遥かに地球にやさしい選択です。
椅子の価格
世の中にはたくさんの椅子が売られています。安価なものから高価なものまで本当に幅が広いです。低価格にもかかわらず無垢の木でつくられた椅子も豊富です。では安価な椅子と高価な椅子の違いはどこにあるのでしょうか?
安価な椅子は組み立て式のものが多いようです。細かなパーツを組み合わせてボルトやネジを使って固定していくタイプです。もちろん体重の乗る椅子ですから強度はあるものの日に日にボルトやネジが緩んできます。
一方でほとんどの物が機械生産となりつつある現代に手間のかかる手作業によってつくられる椅子も多く存在します。ボルトやネジなどの金具を出来るだけ使わずに、日本で古くから用いられている組手工法でつくられます。例えばホゾ継ぎは一方に凸をつくり、もう一方に凹をつくり組み合わせる工法で揺れや歪みに強い椅子となります。
“曲木加工”用いた椅子はフォルムが美しく空間に柔らかさを与えます。乾燥させた製材を高温の蒸気で熱し柔軟にしてから曲げていく昔ながらの手法です。人の手で作られる椅子は木の質感が良い上に職人の手の温かみを感じます。
お好きな椅子はありますか?
空間に“やわらかさ”をコンセプトにやさしい家づくりを手掛けるボウコリーズでは椅子は重要なアイテムです。施工事例からお好きな椅子を探してみてください。
オークの材質に座面は布地の椅子。空間の雰囲気に合わせた布のチョイスもインテリアのポイントになります。
深い色が人気のブラックウォールナットの椅子は、重厚感があり空間を引き締めてくれます。
細目の縦格子とXデザインが華奢で可愛らしい人気の高い椅子。
ナチュラルな印象のクルミの椅子は、重量が軽いため、持ち運びしやすくおすすめです。
お好きな椅子はみつかりましたでしょうか?
時間が経つほどに味わいの増す素材があります。
暮らし始めてから日に日に劣化が気掛かりになってしまっては、暮らしの伸びやかさが多かれ少なかれ、制限されてしまいます。
反対に、家の各部が日ごとに馴染み、色つやが増してゆくとすれば、その変化は暮らしの楽しみのひとつとなります。
そんなアイテムを暮らしに取り入れた時、日々の雰囲気はどんな風に変わるのだろう…
それをイメージしていただけるような素材をご提案いたします。
家具も含めたトータルコーディネートプランニング。是非私たちにご相談ください。
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